写真家 宮崎学 gaku塾

投稿者アーカイブ:宮崎学

若い死

夕方からの夕立が激しく降ったあと、道路に若いキツネが死んでいた。 急な飛び出しをしたために、車に撥ねられたのだ。 今年の春に生まれたキツネらしく、ほぼ親と同じ大きさになっていた。 経験不足からくる判断ミスをしたために、生 […]

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棲めば都

アレチウリは、誰からもほんとうに嫌われている。 しかし、びっしりとはびこって堤防の土手などを覆い尽くすさまは、ある意味では植物の殺し屋のようで見事な光景でもある。 そんなアレチウリの内部に飛び込んでみると、これがまた昆虫 […]

  カテゴリー:環境・ゴミ・現代社会  タグ:

好奇心

エナガという、体がピンポン玉くらいの小さな野鳥がいる。 この野鳥は、クモの糸と苔で球形の巣をつくり、内部には野鳥の羽毛を大量に敷きつめてヒナたちの毛布とする。 そんな古巣を拾ってきた野外観察センターに勤務する知人は、この […]

  カテゴリー:風景  タグ:

トイレの蛾

62歳になる知人が、新聞社を辞めてから小さな自然観察センターの管理人をはじめた。 しばらくぶりに訪ねたら、死んだ野鳥や蛾などの標本づくりに懸命だった。 それも、センターのトイレだけにやってくる蛾を拾ってきては、標本をつく […]

  カテゴリー:環境・ゴミ・現代社会  タグ:

アルミ缶

近所にアルミ缶ばかりを集めているリサイクルセンターがあった。 ちょっと覗かせてもらったが、その数のスゴサに圧倒された。 大都会に較べたら人口が極端に少ない長野県南部の伊那谷。 それなのに、 アルミ缶がこの地域からこんなに […]

  カテゴリー:旅・取材・人  タグ:

イノシシの孫の手

イノシシの泥浴び場があった。 その近くの樹木を見たら、いたるところに背中をこすりつけた跡があった。 幹には、イノシシの体毛が多数残っている。 しかも、樹肌が粗くブラシになったような木ほど、こすられているのが面白い。 痒い […]

  カテゴリー:鳥類  タグ:

スズメの水浴び

公園の道路の水溜り。 こんなところでも、小鳥にとってはすばらしいオアシス。 今年生まれの若いスズメが1羽でやってきて、水を飲み、そのあとで水浴。 誰に教わるでもなく、ちゃんと浴びられるその姿はやっぱり野鳥。 彼らの平均寿 […]

  カテゴリー:風景  タグ:

イノシシの嫌がらせ

山間の田んぼが収穫間近な黄金色。 それでも、イノシシやニホンジカなどの獣害が目立ち、農家は防護ネットで田んぼを一周覆う作業に明け暮れる。 野生動物の激増と被害は右肩上がりに農家を直撃しているが、そんな農家を嘲笑うかのよう […]

  カテゴリー:鳥類  タグ:

アレチウリ

各地で迷惑がられているアレチウリ。 北アメリカ原産のこの外来植物は、なぜか豆腐工場、牛や豚の養飼場周辺からまず派生してきた。 そして、いまでは河原や平地のいたるところで猛威をふるっているが、今年見つけたオオヨシキリの巣材 […]

  カテゴリー:昆虫  タグ:

古株の攻防

庭にある古い切り株を6月下旬から、見てきた。 直径30cmほどの株だが、ここには、小さなクロアリが巣をつくってたくさんの蛹を育てていた。 7月になって、同じ株にムネアカオオアリが同じく蛹を育てているのを目撃した。 そして […]

  カテゴリー:哺乳類・野生動物  タグ:

ニジマス泥棒

養魚場に防鳥ネットを張ってあるが、野鳥たちはなんのその。 若いアオサギが昼間からやってきて、飼育中のニジマスを捕ることとること。 1時間ほどの観察で、5匹をたいらげていった。 長野県安曇野にて。 Nikon D70 50 […]

  カテゴリー:風景  タグ:

生命の縁起

ニジマスの大量生産現場である養魚場。 ここのニジマスを狙って、ゴイサギ、アオサギ、トビ、カラス…が、やってくる。 堪りかねた業者は、養魚池の上に「防鳥ネット」をかけた。 そのネットに今年生まれの若いゴイサギがかかって、死 […]

  カテゴリー:風景  タグ:

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