野生にいきる 伊那谷通信
カテゴリー:本と写真集 タグ:
よく「伊那谷はどんなところですか」と聞かれる。「南アルプスと中央アルプスに挟まれた山の中」と答えると、「自然が豊かだから動物たちがたくさんいるの ネ」という返事が返ってくる。でも僕は「自然が豊かだから動物たちがたくさんいる」という言葉があまり好きではない。自然界なんて極めてしたたかで、どの ような環境でも必ず何かの生物は存在する。都会にゴキブリが見られるのも、ドブ川にボウフラがいるのも、これもまた自然界の一つの姿なのである。(あとが きより)
「毎日グラフ」に2年間にわたり連載された、宮崎学の「伊那谷通信」、「鷲と鷹」や「けもの道」のこぼれ話も満載。
- 定価:絶版につき古書でお求め下さい
- 対象年齢:小学上級から
- 21.2cm×15.4cm/221ページ
- ISBN-13: 978-4620308593
- 初版:1992年4月
- 著作:宮崎学 写真・文
- 出版社:毎日新聞社