写真家 宮崎学 gaku塾

ブログ

2009/03/07

貧乏人の知恵で熊の撮影道具をつくる

そろそろ、ツキノワグマが行動開始をする。 そのために、慌てないように、いま、たくさんの撮影機材準備をすすめている。 プロは、企画力が大切だ。 企画力があって、最高な撮影技術力もあって、実行力が伴えば、何とかなるものである […]

2009/01/22

栗と栗菓子と熊と餌付け

中央アルプス山麓にある町が、「栗の里」構想をうちだした。 栗菓子工場を誘致して、町内の遊休地に栗の木を植える。そこで実った栗を、栗菓子工場で加工販売をしていく。 このため、年寄りたちに呼びかけて、栗生産を奨励した。 とに […]

2009/01/11

熊の松枯れドラッグストアー

昨年の10月のことだった。 何気に、中央アルプス山麓の林に入るとマツクイムシ防除の燻蒸ビニール囲いが見えた。 これはこれで、見慣れてきている風景でもあるから珍しくはないが、その燻蒸ビニール囲いを熊が破いていたのだった。 […]

2009/01/02

耳にタグ首に発信機首輪をつけた熊の行方…

右耳に赤いタグ、首にはアンテナ付きの皮首輪をつけた体重80?100kgの雄のツキノワグマ。 この熊に出会ったのは、2007年9月のことだった。 あまりにも特徴があるので、無人撮影カメラに写されればすぐに分かる個体だった。 […]

2008/12/20

耳ピアスのクマたちの行方…

無人撮影カメラを長期間にわたって設置し続けていると、ほんとうにいろんなツキノワグマたちが写る。 とにかく、無人カメラは時間をかければかけるほどに成果があがるからだ。 なので、ボクは、数年間というスパンで同一地域を見張るこ […]

2008/12/10

ツキノワグマは超音波で会話をしている

ツキノワグマは、超音波を出している。 そして、それを聞いて、行動に利用しあっている。 こう書くと、 1)そんなバカなぁー 2)っえ、そうなの? 3)やっぱりー と、3つの返事に分類される。 1)「そんなバカなぁー」という […]

2008/12/09

ツキノワグマの月輪だけど…

岩さんから、また、電話があった。 岩   「宮崎さーん、もうひとつ教えてくれんかなぁー このあいだ獲った熊だけどぅ、胸に三日月がなかったんだに そういう熊がいるんかいなぁー どうして、三日月がないんなぁー 」 gaku  […]

2008/12/04

クマの死体をみないワケ…

猟師の岩さんは、子供のときにツキノワグマに襲われて片目を失った。 涙腺を切られ、60年経った現在でも涙が容赦なく垂れてきて困るという。 顔面に負ったクマの深い爪あとを治すために、これまでに何回もの手術も受けてきた。大変な […]

2008/11/27

新潟県のクマ事情…

山形県の小国町ではすでに午後の日差しもかなり傾いていた。 小雨も降ってきて寒かったので、新潟県の関川に入ったところで温泉に浸かった。湯上がりのころには、外はもう真っ暗。 土砂降り、である。 こんな日は、車を止めて早く寝た […]

2008/11/20

東北地方のクマ事情…

10月下旬だったが、秋の東北地方までドライブをしてきた。 およそ1週間の駆け足旅、だった。 自分なりに東北地方の山並みを見ておきたかったからだ。 走行距離は、2200余km。 それなりに、いい、旅だった。 信州を発ち、新 […]

2008/10/21

ひっつき虫が語る熊の足跡

年間を通して無人撮影カメラを設置していると、思いがけない自然界の変化を知ることができる。 ツキノワグマが、その真っ黒い体に「ひっつき虫」をつけてくる時期があるからだ。 それを知って、秋も着実に進んでいることを再認識させら […]

2008/10/15

熊たちに人間が負ける日

長野県の南西部には、過疎の村がいくつもある。 人口が1000人を切ったり、それに近いところもある。しかも、老齢者ばかり。 最近は、そんな過疎地の山野を歩くようにしている。 つい30年ほど前までは人間の活動もさかんだったが […]

ツキノワグマ事件簿 宮崎学と一緒に「イマドキの野生動物」を観察したり、自然を探偵してみよう!そんなことが好きな仲間が集まるオンラインサロンです。

Copyright©写真家・宮崎学と森の探偵団 「gaku塾」,2008 All Rights Reserved.