写真家 宮崎学 gaku塾

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2007/03/26

やはりツキノワグマは増えている

かれこれ10年になるだろうか、ボクはカラスを追って全国を旅している。 北海道から九州まで、もう何百本もの木によじのぼり、カラスの巣と卵を調査している。 こんなマニアックな楽しみが写真集になりそうになってきたので、またにわ […]

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2007/03/21

ツキノワグマと植林針葉樹林

中央アルプス山麓のボクのフィールドでは、3月15日にツキノワグマの初活動がみられた。 この日の夜間に、いきなり動物食の食事をしていったやつがいる。 そんなツキノワグマの動きを見つけてから、さらに痕跡がないものかとフィール […]

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2007/03/15

ツキノワグマにとっての広葉樹林

伊那谷の自宅を出て、岐阜、愛知、滋賀、京都、兵庫、鳥取、島根、広島、岡山、大阪、奈良、三重 …と、大急ぎの旅をしてきた。 全走行距離1800km。 日本の自然を理解するためにも「直感力」のアンテナを錆付かせないように、ボ […]

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2007/03/12

中国山地のツキノワグマ

中国山地は、いきなり雪だった。 道路は、走るに支障はなかったが、周辺には数センチの重たい雪が積もっていた。 宍道湖のほとりで一泊したあと、その日の気分で国道54号線を広島の三次市へ抜けて中国自動車道を北上しようと決めた。 […]

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2007/03/07

山陰地方のクマ棚

兵庫県豊岡市で写真コンテストの審査があって、やってきた。 このような時は、周辺の自然環境を見るために、ボクはいつも自分の車で出かけるようにしている。 車には、厳冬用とスリーシーズン、真夏用の3つの寝袋が常時積まれているか […]

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2007/03/04

ツキノワグマの隠れたサイン

犬の散歩で近所の河川にでかけた。 ここは、「どんぐり養生中」で立ち入り禁止区画のある場所として、以前に発表した同じ河川域だ。 春から秋にかけては、ツキノワグマの日常的行動域になっているところだから、風景一つ見るにも複眼発 […]

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2007/03/03

ツキノワグマと「りんごパイ」

自分の息子と同世代の編集者が昨日は、一泊でやってきた。 業界を35年間もみつめてくれば、編集者もいつのまにか世代交代をしていて、ボクのまわりも若い人たちばかりになっていることに気づく。 そんな若い編集者と一緒に作品集づく […]

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2007/02/21

クマ対策ハイテク制御装置

ツキノワグマの存在をもっと知りたいという思いは、さらに増している。 そこで、この冬は昨年の問題点を解決するべく、ハイテク装置の開発にも着手していた。 昨年は無人撮影カメラをツキノワグマが悪戯していく事件がかさなったので、 […]

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2007/02/14

長野県下の「クマ棚」探し

ここ2週間ほどで、ほぼ長野県全域のクマ棚をさがし歩いてみた。 車には厳寒用の寝袋、ガスコンロにインスタントラーメンと真空パックの餅を積み。 とにかく、県内全域を急ぎ足でチェックして歩いた。 その結果は、長野県下でも北信地 […]

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2007/02/09

昨秋の「クマ棚」を探す

ここ10日ばかりの好天続きを利用して、昨年のツキノワグマの出没状況を検証する調査をしている。 いわゆる昨秋できた「クマ棚」というやつを、確認しておかなければならなかったからだ。 長野県下はもちろんのこと、静岡県、愛知県、 […]

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2007/02/03

『2−3年後にツキノワグマは絶滅する?』 その10 

近所の一級河川へ散歩にでかけた。 その河川は、中央アルプスから流れでて天竜川へと注ぐ。 中央アルプスからはこれらの一級河川が、天竜川に向かってあばら骨のように何本かがある。そして、これらの河川のすべてにはツキノワグマがど […]

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2007/01/27

『2−3年後にツキノワグマは絶滅する?』 その9

そういえば、イヌワシやクマタカの尾羽は弓矢には欠かせない。 だから、戦国時代から江戸時代にかけては、イヌワシやクマタカを殺さずに確実に捕獲する技術が確立されていた。 弓矢は合戦のときには相手方に打ち放ってしまう消耗品なの […]

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