写真家 宮崎学 gaku塾

ブログ

2010/03/06

ツキノワグマが庭先まできているのに…

伊那谷の林の一角に小さなオーガニックレストランがある。 そのレストランは、子供たちになるべくよい本を見せようと数百冊の絵本などを並べてもいる。 あるとき、ボクはこのレストランへ食事に出かけた。 窓辺のテーブルからは、手を […]

2010/03/01

もう活動をはじめているツキノワグマ

今朝、知人から電話がきた。 昨日(2月28日)、近所の高速道路を運転中に子熊が法面を駆け上がっていくのが見えたそうな。 運転中だったし、高速道路なので停めることもできなかったが、まちがいなく子熊だったとのこと。 知人は、 […]

2010/02/17

熊も個体によって性格もさまざま

3年間も、同一地域を狙って無人撮影カメラが毎日作動しているといろんな発見もある。 たくさんのツキノワグマの個体が記録されながら、姿だけでなく「性格」までもが分かってくるからだ。 ツキノワグマのなかには、この写真が示すよう […]

2010/01/21

平成時代の熊を語る独自な発想力…

今年も、新しい年がやってきた。 ここ5年ばかり、長野県のツキノワグマを追ってきたが、こんなことをいつまでもやっているわけにはいかない。 今年あたりで区切りをつけよう、と思っている。 ボクは、研究者でも、専門家でも、行政で […]

2009/12/22

ツキノワグマの「けもの道」を巡る熊たち

この3頭のツキノワグマには、目印が付いているから個体識別ができる。 1番目の写真は、右耳に赤いタグがついている。 2番目の写真は、左耳に黄色のタグがついている。 3番目の写真は、右耳に赤いタグと、GPS首輪がついている。 […]

2009/12/07

ツキノワグマを探るにはフクロウ観察技術の応用

1990年に、ボクは、平凡社から「フクロウ」という写真集を出版した。 この写真集は、5000円という高額ながら10刷りという異例の売れ行きを示した。 発売してもう20年にもなるが、はっきりいってこの先30年間はあの写真集 […]

2009/11/20

能鑑賞で熊を探る…

熊という漢字は、能という字に足がついている。 なぜ「能」なのか、この象形文字には前々から興味があった。 能といえば、見る角度により仮面が笑っているようでもあり、怒っているようにも見える。そんなレベルの知識しか、ボクにはな […]

2009/11/11

カメラが熊にいたずらされた

3週間ぶりにカメラのメンテをするべき、ある場所にでかけてみた。 なんと、樹枝に縛り付けておいたカメラコントロール用のアンプが、いたずらされて吊る下がっているではないか。 こんなことをするのは、人間かツキノワグマしかいない […]

2009/10/30

ツキノワグマの赤く腫れ上がったメスの性器

もう、3年間も同じ場所に無人撮影カメラを設置しておくと、だんだん横着になってしまう。 カメラチェックはこまめにやってはいても、そこに写っているツキノワグマの映像をキチンと確認することもしなくなってしまった。 なので、メデ […]

2009/10/14

ツキノワグマの冬眠穴をめぐる物語

「gakuさぁー 熊の穴を見つけたぞぅー 去年gakuさぁーがカメラ置いてあっただろう、あれから400m登った沢だぁー 木は、どんぐり。 爪跡もあるし、穴の内部も磨かれているから、まちがいねぇー いま、オレどんぐりの木に […]

2009/09/30

高速道路の騒音もまったく警戒しないツキノワグマ

↑ の写真は、中央高速道路の脇にあるクリの木の昼と夜。 道路から、わずかに15mほどしか離れていないところにこのクリの木は生えている。 このクリの木には、7年ほど前から、毎年秋になるとツキノワグマがクリを食べにやってきて […]

2009/09/23

ほんとうは木登りがきらいな熊

2009年の梅雨の長雨は異常だった。 6月後半から8月中旬まで、とにかく、雨続きの毎日だった。 それも、篠つく雨もかなりあった。 この雨で、今年ほどスズメバチ類が打撃となった年もないだろう。 なので、山野の実り具合も気に […]

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