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2008/01/07
ツキノワグマ2007年の動き
昨年は、後半の半年ばかりブログを休んでしまった。 理由は、無気力になったのと世間の熊ニュースがどのような形で報道されるのか動向も見てみたかったからだ。 結論からいえば、ツキノワグマの出没は少なかったらしくほとんどニュース […]
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2008/01/02
千葉県のツキノワグマ事情
ツキノワグマの痕跡を見たので、ボクは地元の人たちの意識を知りたいと思った。 こういう聞き込みは、地元の感触をつかむうえではとても大切なことなので、なにげにやってみることにした。 まず、近所でゲートボールをしているお年寄り […]
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2007/12/31
千葉県にツキノワグマが生息?
そういえば、先だって房総半島まで行ってきた。 別にこれといった用事があったわけではないが、なんとなくふらりと出かけてみたまでだ。 まあ、テーマにしている「獣害」の一端でも観察できればいいと思ったくらい。 12月20日の明 […]
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2007/12/30
ツキノワグマ生息地の地主
ここも、夏からすっかりご無沙汰をしてしまった。 とにかく多忙につき、ブログ更新が負担でもあったからだ。 ただ、その忙しさのなかでも、データだけは昨年以上の成果があがったと思っている。 自然界は黙して語らない世界だが、きち […]
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2007/07/03
(お知らせ)新潟にてツキノワグマ学習会があります
(モモンガより講演会開催のお知らせです) 7/8に新潟県三条市の市民学習会にて講演を行います。 宮崎学の講演は午後からですが、午前から様々なシンポジウムが開かれています。この機会に熊について一緒に考えてみませんか? 一般 […]
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2007/06/05
『ツキノワグマは猛獣だ』その5 猟師と犬がいなくなり…
4時間におよぶ緊急手術のあと、まる一昼夜を昏睡状態ですごしたNKさんがベットで目を覚ましてみたものは、自分を取り囲む身内の人たちの顔々だった。 『はれー、私はどれだけ寝てた、のぅ?』 そんな言葉が自らの口をついてでたのだ […]
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2007/05/17
『ツキノワグマは猛獣だ』その4 頭蓋骨が露出したおばあさん
2006年10月30日 午前10時ころ、長野県伊那市長谷浦でNKさん70歳(女性)が自宅裏でツキノワグマに襲われて重傷を負った。 伊那市長谷は、旧長谷村で人口がおよそ2000人ほど。過疎化の進む南アルプスの懐に位置する集 […]
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2007/05/03
『ツキノワグマは猛獣だ』その3 クマの一撃で青年が記憶喪失
2006年10月17日 午前 長野県松川町の山林へキノコ採りにでかけたMSさん(26歳)がクマに襲われて記憶を失う重傷を負った。 この場所は、10月4日にSIさんが襲われ死亡した現場から直線で3kmほどの地点である。SI […]
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2007/04/15
『ツキノワグマは猛獣だ』その2 殺人熊の考察
『熊は、襲った人を食うというじゃあないですか。お父さんは食べられなくてほんとうによかったと思っている…に』 SIさんの奥さんが、涙声でぽつりとこんなことを言った。 ツキノワグマが人を襲って、それを「食べる」という現場を見 […]
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2007/04/13
『ツキノワグマは猛獣だ』 その1 人を殺した巨熊
2006年10月4日 午後、長野県大鹿村でツキノワグマに襲撃されて74歳の男性が死亡した。 このときのツキノワグマは、どうやら相当に大きな個体だったようだ。 この事件報道を聞いて、大鹿村はボクが生まれ育った隣村だったこと […]
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2007/04/06
ツキノワグマの小さくて大きな敵
昨年の12月に、地元の猟師から気になる言葉を聞いた。 『病気になって毛が抜けた丸裸のイノシシを捕ったけれど、あまりにも気持ちがわるかったので山に埋めてきた。』 数年前から疥癬ダニにやられたイノシシがいるらしいことは知って […]
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2007/03/30
ツキノワグマはどこにでも生息する
月刊誌だけでも4本の連載をかかえていると、これがけっこう忙しい。 甲府盆地、駿東、関東…と旅をしていたが、帰宅して一夜たったらもう北陸である。 伊那谷→岐阜→敦賀→小浜→舞鶴→京都→奈良→月ヶ瀬→上野→桑名→豊田→矢作→ […]