写真家 宮崎学 gaku塾

ブログ

2011/07/07

ツキノワグマ観察は車中が安全

いま、ツキノワグマの第4ステージをつくっている。 中央アルプスのいろんなところで、標高別に撮影現場を展開しているからだ。 その4番目となる現場づくり。 この現場は、標高がおよそ1200メートル。 山林地主からの許可も得た […]

2011/07/01

全国民必読書となった「となりのツキノワグマ」

北海道から発信されている「ファウラ」という雑誌にすごい書評が載っている。 なんと、 「となりのツキノワグマ」は全国民必読書の1冊だ、ということだ。 これまでにもいろんな書評はたくさん出てはきたが、本書をこれほどきちんと掘 […]

2011/06/30

確実に潜伏潜行するツキノワグマたち

中央アルプスから、ノウサギが消えて久しいことはこれまでもいろんなところで発表しつづけてきている。 ノウサギの生息環境である「森」が変化してきている、からである。 それが、ここ数年前からほんの少しではあるがノウサギ復調の兆 […]

2011/06/22

全国各地のツキノワグマ事情

昨年の晩秋から今年(2011年)の5月連休にかけて、九州から本州全域各地の山並み環境を見てまわった。 ツキノワグマの生息状況を自分なりに把握しておきたかった、からだ。 それには、山地の地形と規模、樹木の種類、樹齢、密度を […]

2011/05/10

東北地方日本海側のツキノワグマ事情

岩手県の宮古市で旧知の友と酒を飲んでいた。 イヌワシの営巣地がいくつもあるけれど、繁殖成功例がほんとうに少ないと嘆いていた。 ならば、繁殖成功させる努力をしてみることも実験的に必要ではないか。 オイラならオリジナル発想と […]

2011/04/26

東北地方太平洋側のツキノワグマ事情

原発事故で一躍有名となった福島県の大熊町。 大きな熊の町とは、妙にひっかかる町名なので調べてみた。 すると、大野村と熊町村が合併してできた町名だということが分かった。 しかも、町内にはかなり「熊」に由来する地名があった。 […]

2011/04/14

「熊手」というツキノワグマの手

「熊手」とはよく言ったもので、辞書で引くと。 熊手=長い柄の先に、竹製の、熊の手のように曲がったつめ状のものを扇形につけた道具。落ち葉や穀物などをかき集めるのに用いる。 熊手性=なんでも自分のものにしようとする欲深い性質 […]

2011/04/13

福井県のツキノワグマ事情

中国自動車道の佐用JCTを通過しているときだった。 カーブを曲がっているときに、200mほどのところに一瞬ではあるが立派なクマ棚がいくつかあるように見えた。 しかし、それ以上わき見運転をすることのできない道路事情だったの […]

2011/04/08

中国山地のツキノワグマ事情

中国地方のツキノワグマは「孤立群」で生息数が少ないから、何とか保護をしなければならない。 いまの日本では、そんなツキノワグマ感が普通に語られている。 それに対して、だれもが疑問を挟まないし、そんなものなのかといった意見で […]

2011/04/02

岡山県のツキノワグマ事情

(山陽道には、こんな地名のトンネルもあった) 新聞やネットでの情報であるが、岡山県のツキノワグマ事情が面白い。 これまで、岡山県のツキノワグマの生息状況は10頭くらいだと考えられていた。 ところが、2010年には40頭ほ […]

2011/03/09

山容をみてツキノワグマを探る

つい先日、長野県の「JA婦人部」というところで講演をしてきた。 ツキノワグマをはじめとする獣害についての講演依頼だった。 JAといえば、農協さん。 したがって、すべてが農家の嫁さんたちということになる。 こういう婦人たち […]

2011/01/31

ツキノワグマの生息を知るのもセンス

「ツキノワグマの多数生息を知る観察会」なるものが、2011年1月22、23日と行なわれた。 告知も唐突ならば、募集期間も3週間弱と短かった。 そして、雪道走行、車中泊などと、ハードルも高かった。 にもかかわらず、全国から […]

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