写真家 宮崎学 gaku塾

ブログ

2006/08/25

散歩道でツキノワグマが人を襲う… 2

ツキノワグマに襲われたFさんの話を聞くと、ほんとうに一瞬の出来事だったし、怖かったことがうかがえた。 すごいスピードで走ってきたので、無我夢中で窪みに背中を丸めて伏せたそうだ。 このために、尻と背に爪を立てられたのだが、 […]

2006/08/23

散歩道でツキノワグマが人を襲う… 1

午前の10時30分ころから、ムササビ荘のまわりを市役所の広報車がさかんにがなりたてて走り回った。 何だろうと耳をすませていると、近所にツキノワグマが出たから、外出には鈴やラジオを鳴らしながら注意するように呼びかけていた。 […]

2006/08/21

日本古来の野生動物アナグマ

灼熱残暑の昼日中いい汗をかきたくなって、マウンティングバイクを引っ張りだしてきた。 隣町の中央アルプス山麓にさしかかったところで、200mほど先の道路を動物が急いで横断していくのがみえた。 ネコや犬とはちがう走り方に疑問 […]

2006/07/29

人間社会のふところで育つ野性…

  『おーい gakuさぁー    俺にはどうしてもわからんことがあるで、ちょっと見てくれやー 』 隣町に住む鉄砲撃ちのタダさぁーから、電話があった。 タダさぁーは、農業を手広くやりながら、馬を5頭も道楽で飼育しているし […]

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2006/07/21

悪天候でも行動するツキノワグマ

救出したカメラから出てきた映像を分析すると、自然界の思わぬドラマが見えてくるから面白い。 全身がずぶぬれとなった80kgほどのツキノワグマが写ったのが、18日の21時40分。 その前の4時台にも別のクマが記録されているか […]

2006/07/05

足跡痕跡も微妙なサインで読みとく楽しさ…

同じく、仕事場から歩いて10分ほどの林道。 雨上がりの路上に、数分前に歩いたであろう偶蹄類の足跡があった。 この足跡は、林道を歩いていた動物がたぶんボクの気配に驚いて、大慌てで藪に身を潜めたものだ。 こういう足跡に出会う […]

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2006/06/30

タヌキが犬にかわって故郷の村を闊歩

長野県上伊那郡中川村。 ここは、ボクの生まれ育った村だ。 その村に久しぶりで出かけてみたら、タヌキに出会った。それも、全身が疥癬ダニにやられており、ほとんどが丸裸。 昼間の正午ころだというのに、タヌキは人家の庭先を通って […]

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2006/06/28

間違いだらけの自然観 11 『ツキノワグマの人身事故死』

長野県でつい最近、ツキノワグマに襲われて死者がでた。 志賀高原でネマガリダケのタケノコを採っていた52歳になる男性が、親子グマに遭遇して、襲われたのだ。 男性は、現場付近にたびたびタケノコ採りに出かけていたらしいが、クマ […]

2006/06/08

間違いだらけの自然観 10 ツキノワグマに出会ったら

忙しくてもツキノワグマのフィールドへは、ほぼ毎日でかけている。 林に入れば、むわーんとツキノワグマの体臭が臭ってくるし、真新しい糞にも出会う。 無人撮影カメラのデータからでも、かなり頻々とツキノワグマが出歩いていることは […]

2006/05/29

ツキノワグマの走り幅跳び

何冊かの出版を控えて、いま、とんでもない忙しさを迎えている。 仕事場に、カンヅメ状態である。 忙しすぎて、4日も風呂に入れないでいる。もっとも、このくらいは日常的でもある、が。 どんなに忙しくても、無人撮影装置のメンテナ […]

2006/05/24

間違いだらけの自然観 9 『日本の野生動物は謎だらけ…』

ツキノワグマは、謎だらけの動物だ。 分かっていないことがほとんどだといって、いい。 だから、生態研究は絶対に必要なことである。そのためにも、ボクは研究を否定はしない。 現代のこの時代だから、あらゆるハイテク機器を駆使して […]

2006/05/23

間違いだらけの自然観 8 『仕返しするツキノワグマ』

冬眠中の穴の近くに無人カメラを仕掛けて置いたら、それをツキノワグマが叩き壊した。 そんなテレビ映像を見たのは、たしか10年ほど前だった、だろうか。 それから、何回かそのような場面を報告するテレビ番組が、最近まで続いている […]

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