-
2009/06/11
獣害を考える 3 「イノシシ」
「春苦く、夏酸っぱく、秋甘く、冬そして脂」 これは、四季を乗り切る哺乳動物が季節を追って摂取しなければならない食べ物だ。 なので、春には山菜などアクの強い食物が美味しいのは、冬に消費しそこなった体の脂をアクが抜いてくれる […]
-
2009/06/06
獣害を考える 2 「空飛ぶハクビシン」
鉄パイプにグリスを塗られると、ハクビシンは非常に困ったようだ。 3日間、まったく気配が見られなかったが、あるとき飛ぶことを思いついたようだ。 ハクビシンはジャコウネコ科の動物だけに、樹上徘徊はお手の物だしジャンプ力もある […]
-
2009/05/20
黙して語らない自然界
先日、ボクが仕掛けたライブカメラ用の巣箱でテンが休憩していった。 巣箱は、4年前に、ムササビ用に仕掛けたものだ。 その巣箱に、ムササビが入居して子育てもしたことがある。 そこに、今回はテンが休んでいったのだから、新たな発 […]
-
2009/02/27
オコジョの肘にはセンサーがある
オコジョが、無人撮影カメラを飛び越えていった。 そのときに、レンズ間際で肘が写された。 その写真をみて、肘に長い毛が生えていることを発見した。 「おや、この毛はたぶんセンサーにちがいない」、ボクはそう思った。 特別長い毛 […]
-
2009/02/05
春の予感でテン撮り納め
以前から狙っていた倒木がある。 この木をテンが橋のように歩いていくことは、知っていた。 後方の岩が凍り、厳しさがでたところで撮影しようと思っていた。 しかし、暖冬の今年は期待通りの背景にはならなかった。 それでも、一昨日 […]
-
2009/01/22
Nikon D3 を無人撮影ロボットカメラにする
正月明けてから、ぐんぐん冷え込んできた。 この冷え込みを歓迎したのだが、すぐに雨も降った。 寒中だというのに、冷えたりゆるんだり、このような寒暖が続くと、氷などの背景はめちゃめちゃになってしまう。 しかし、これも「温暖化 […]
-
2009/01/09
サルは美味しいぞぅ!!
正月休みに南アルプス山麓の寒村へ出かけた。 そこで、Iターン猟師に行き会った。 16年前に横浜からやってきて、その村に住むようになった、そうな。 初対面だったが、気さくな方で、自宅に招き入れてくれた。 猟師なので、自然界 […]
-
2009/01/01
オコジョに出会う
そういえば、ボクはオコジョの写真を撮ってなかった。 中央アルプスにも、オコジョは生息しているが、これまでそれほど本気になって狙うことはしなかった。 だから、大した写真も、撮ってなかった。 そこで、今冬は少しオコジョを狙う […]
-
2008/12/10
南アルプスの泥なめ場
南アルプスには、野生動物たちが集まってくる「泥なめ場」があるといわれている。 その泥には、ミネラル分が豊富に含まれているために、多くの野生動物たちがやってくるのである。 そのような泥なめ場は、たしかに存在する。 これまで […]
-
2008/08/23
性格のちがう2頭の白いタヌキ
ここ連日、白いタヌキに会いに行っている。 チャンスはたたみかけないと、あとで後悔することがよくあるから、時間をつくっては出かけているのである。 白いタヌキの子供たちは、まだあどけなさを残しているし、これがあと3週間もすれ […]
-
2008/08/20
白いタヌキは30年に一度の撮影チャンス
伊那谷の高原にある会員制リゾートホテルの管理人から電話があった。 管理人 『宮崎さん、うちの庭にタヌキの家族がでてくるのですが、子供が6頭おり、そのうちの2頭が真っ白なんですよ。 この白い子供タヌキは、やがて […]
-
2008/06/15
信州伊那谷にアナグマ復活
ツキノワグマの行動を探るために、伊那谷の何箇所かに無人撮影ロボットカメラを設置してある。 このカメラは、一年以上にわたって設置してあるのだが、長い時間をかけるほどに成果があがるものである。 このため、場所によっては、2年 […]