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2006/05/19
間違いだらけの自然観 7 『無人撮影ロボットカメラ』
無人撮影ロボットカメラを使えば、自然界のすべてが何でも撮れてしまうと錯覚している人がいる。 いや、ボク以外に、ほとんどすべての人がそう信じているのではないか、と思う。 先にも書いたが無人撮影装置は、センサー、カメラ、スト […]
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2006/05/17
間違いだらけの自然観 6 『ツキノワグマに会いたい…』
日本の野生動物をきちんと観察して、きちんと撮影することは、きわめて難しい。 自然界は、「黙して語らない」世界なので、そこに暮らす野生動物も私たち人間の想像を超えた世界に潜行して密かに動いている、からだ。 だから、そうした […]
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2006/05/14
間違いだらけの自然観 5 「ツキノワグマに襲われる」
数年前だが、知人のKさんがツキノワグマに襲われた。 それも、まさかという自宅庭先での遭遇だった。 そのときの様子を説明しながら、ズボンを脱ぎ、シャツを脱いで、傷口を見せてくれた。 大腿部にはクマの牙の痕がのこり、内出血を […]
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2006/05/13
間違いだらけの自然観 4 「ツキノワグマは増えている」
今年も再びツキノワグマのニュースが飛び交い始めた。 人身事故もあるから、マスコミも過敏になり、それが原因で一般社会人までもが過剰反応をしてしまっている。 だから、山野でちょっとだけ目撃しても、すぐに通報するから、それがま […]
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2006/05/12
イノシシのベチ糞 ー 春の山菜を食べると
タケノコを食べたくなって、近所の竹やぶへでかけた。 しかし、今年もイノシシに掘られてしまって諦めざるをえなかった。 昨年も、タケノコは1本も収獲できなかった。 3年前は、たくさん獲れた。 3年前でもイノシシがタケノコを食 […]
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2006/05/02
犬の糞害 「ペットブームの落とし穴」
一月ほど前になるが、長野市の公園に毒入りの煮干がまかれて、それを犬が食べ死んだ事件があった。 このニュースを聞いて、ずっとひっかかるものがあったが、ペットに対する大きな問題提起をしているのではないかと思った。 毒の入った […]
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2006/04/30
間違いだらけの自然観 1 「ツキノワグマの目撃」
2日前の地元紙に、こんな記事が載っていた。 「中央アルプス山麓の道路際でツキノワグマを目撃。 深夜の0時40分ころ、車で通りかかった人がクマの姿を見て、警察署に通報。 体長は2mくらいだった。 危害があってはいけないので […]
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2006/04/17
キツネの糞
中央アルプス山麓の駒ケ根高原にある知人のみやげ物店の裏庭に、キツネの糞があった。 苔むした切り株の上に、これみよがしにサインっぽくやってあった。 人家から15mしか離れてないのに、キツネはまるで犬のようにやってきて、糞を […]
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2006/04/16
旬な季節 「動物たちの山菜定食」
中央アルプス山麓にも、ようやく芽吹きの季節がやってきた。 孤猿が一頭で、さかんに地上の植物を口に入れていた。 何を食べているのだろうかと観察すれば、それは「ミツバ」の新芽だった。 お浸しにしてオカカ醤油で食べれば美味しい […]
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2006/04/10
死の宣告
中央アルプス山腹の渓流でイノシシが動けなくなっているという情報が、gaku塾生の釣り人から入った。 どうやら老衰で死を静かに待っているらしい、とのことだった。 とにかく確認してみようということで、雨の中を沢登りしてきた。 […]
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2006/03/24
キツネの大邸宅
兵庫県の日本海側に面した小さな漁港。 ここで、キツネの大邸宅を見つけた。 なんとキツネは、港のすぐ脇にある砂山に巣を構えていた。 巣穴だけでも14個もあり、表玄関から裏口までつくってあった。とにかくその規模はまさに大家族 […]
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2006/03/15
三寒四温
先日来の暖かさはどこへやら。 むささび荘は、ふたたび雪模様。 この雪に、リスもさぞかしあわてているものと思いきや、意外と平気な顔をしていた。 3匹のリスが、一本の幹を互いに上下しつつけん制している。 2匹は雄で、1匹が雌 […]