写真家 宮崎学 gaku塾

ブログ

2012/07/06

夜の森でツキノワグマの威嚇に遭うと…

  夜のツキノワグマを撮影するには、車の中で待機するのがいちばん安全であろう。 ブラインドテントでは、あまりにも危険すぎる。 このため、オイラは車をブラインド代わりにすることを基本としている。 ツキノワグマは、 […]

2012/06/19

学習するクマ学習しないクマ

  2009年の夏から、左耳に緑色のタグをつけたツキノワグマが2頭出現するようになった。 タグのナンバーは、42番と97番。 どちらも、メスである。 大きさも、3~4歳になろうとしている。 42番は、1シーズン […]

2012/06/07

熊に「ドングリ撒き」プロジェクト検証実験中 その5

ドングリを通してツキノワグマを見る。 そして、ヒトの意識と人間社会を見る。 それが、オイラの「ドングリ撒きプロジェクト」の狙い、だった。 予想どおり、いろんな人間像が目撃できてオモシロかった。 ドングリは語りやすいから、 […]

2012/05/12

熊に「ドングリ撒き」プロジェクト検証実験中 その4

(このイノシシは2歳のメス) (口のでかいイノシシは、豪快にドングリを食べると思いきや一粒ずつ丁寧に拾ってはかみ砕いていくから、ここにはなんと45分間もずっと居座った。その間にストロボが何回も発光されるがまったく警戒心も […]

2012/04/24

熊に「ドングリ撒き」プロジェクト検証実験中 その3

  (カケスが、ドングリをうれしそうに拾っている) クマに「ドングリ撒き」実験をあえてやりはじめたら、案の定またいろんな意見が飛び交った。 実に、オモシロイ現象である。 ドングリを通して現代人の自然観を見る、そ […]

2012/04/15

熊に「ドングリ撒き」プロジェクト検証実験中 その2

  クマがくるのかこないのか。 ドングリ撒き実験は相変わらず続いている。   最近は、新顔としてはリスがやってきている。   カケスも、新顔である。   おっと、ヒメネズミもお初。 […]

2012/03/28

熊に「ドングリ撒き」プロジェクト検証実験中 その1

2010年12月に、ツキノワグマへのドングリ撒き実験をするとオイラは公言した。 それに対しての賛成やら反対の意見がたくさん飛び交った。 世間のそんな反応はすべて折り込み済みでの呼びかけだった。 というのも、ドングリを撒く […]

2012/03/22

ツキノワグマに「孤立群」があるというけれど

過日、ツキノワグマの研究者と話をした。 そのときにオイラは、中国地方や紀伊半島のツキノワグマは決して「孤立」してはいない、と確信をもって言った。 すると、その研究者は「すでにDNAで答えがでている」と語気を強めて反論して […]

2012/03/03

クマをはじめとする生物の観察法

  日本の野生動物で、観察や撮影の難易度は、ツキノワグマとモモンガがトップクラスだと思う。 モモンガは、ある意味ではツキノワグマより難易度が高い、のかもしれない。 その証拠に国内では、モモンガの生態写真はツキノ […]

2012/02/05

ツキノワグマは味覚党

オイラの知人から、ツキノワグマの舌が届いた。 知り合いの猟師が仕留めたものをもらったそうだ。 「タン塩で食べると美味しいぞ! そう言われてもらってきたけれど、気持ち悪くて食べられないのでgakuさんならと思って持ってきた […]

2012/01/30

「くくりわな」とツキノワグマ

昨年の秋のことだった。 知り合いの農家へ出かけたら、こんな話しを聞かせてくれた。 「ウチの裏山で、シカの有害駆除用の「くくりわな」にクマがかかったらしい。あまりにも暴れて危険だったので、その場で射殺したそうだ。 くくりわ […]

2012/01/24

九州「祖母山」のツキノワグマ

昨年(2011年)の暮れに、九州の祖母山周辺を歩いてきた。 秋に、ツキノワグマが目撃されたらしいというニュースがあったから、自分の目で環境だけでも見てみたかったからだ。 こうして、オイラがわざわざ九州まで出かけるのも、目 […]

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