写真家 宮崎学 gaku塾

ブログ

2005/10/10

野生の一年生

これは、ホンドギツネの若者。 どうやら、ひとり立ちをしたらしい。 近所で、春に生まれて秋に独立。 いま、新天地の偵察中らしく、1週間にいちどくらい仕事場の庭にさりげなく侵入してくる。 いろんな意味でいまが試練の時期だけに […]

2005/10/07

森林限界

中央アルプスの標高2600m。 ここは、ダケカンバやナナカマドが、ハイマツに移行する森林限界だ。 こんなところにもニホンザルが80余頭の群れでやってきていた。 高山植物がいま実りの秋を迎えているから、サルたちはこれらの種 […]

2005/10/05

糞くらべ

ツキノワグマの出現している森へ、ほぼ毎日入っている。 この森には、少なくとも3頭がいるようだ。 林床部には、毎日のように新しい糞が発見できる。 左の糞は、シロアリやクロスズメバチを食べた動物質のもの。 右の糞は、木の実食 […]

2005/10/01

ツキノワグマの体臭

林から、ツキノワグマの体臭が強烈に漂ってきた。 臭いを字で表現するのは難しいが、フィールドで体験を積んでいけば分かるものだ。 まちがいなく熊の出現があるということで、カメラを設置してみた。 熊にボクの体臭も覚えてもらう意 […]

2005/09/28

林のなかのサイン

ツキノワグマの動きを見るために、近くの林を歩いていたらイノシシの「孫の手」をみつけた。 樹齢50年ほどのカラマツの幹に、しっかり背中をこすりつけた跡がある。 それも、すでに20年ほどの歴史のある立派なものだ。 しかも、幹 […]

2005/09/23

ウリ坊の死

イト 『ガクさん、ガクさん、俺エライことしてしまったぁー ウリん坊を撥ね殺してしまった。』 g  『え、ええー  どこで…?』 イト 『俺んちの山…』 g  『よし、わかった、すぐに行く…』 昨夜の7時半ころ、相棒のイト […]

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2005/09/21

森の種屋さん

近所の林にツキノワグマの糞をみつけた。 15メートルほどの間に3個の糞。直径4-5cmと太く、どんぶりくらいの量がそれぞれにされていた。 この糞から推定すれば、体重が100キロちかい成獣のツキノワグマだった。 糞はまだ新 […]

2005/09/19

キツネの屍

交通事故直後のキツネの死体を見たのが、9月12日。 4日後の、16日にその近所に雄ギツネがやってきているのを目撃した。 そこで、道路脇の草むらへ片付けた死体のその後が気になったので、17日に見に行ってきた。 なんと、 キ […]

2005/09/17

ウリ坊の6兄弟

6頭のウリ坊を連れたイノシシが、近所を徘徊している。 その行動からして、昨年から出現している母親であることはまちがいない。 昨年は5頭のウリ坊を連れていたが、秋までにはすべての子供を失ってしまった。イノシシの子供が事故死 […]

2005/09/16

求めて…

交通事故死したキツネの現場を、3日後の同じ時間帯に偶然通りかかった。 なんと、 現場から親ギツネらしき個体が車のライトに照らされて一瞬翻って、闇に消えた。 その姿を見て、 『これは、相棒が探しにきていた…』 っと、ボクは […]

2005/09/15

アカネズミ

カマドウマが歩いてから、6時間後。 アカネズミがとうとうやってきた。 アカネズミはつぶらな瞳がとても可愛らしいが、尻尾はやっぱりネズミ。 この尻尾で、ずいぶんと損をしているみたいだ。 6時間後なのに、キノコの表情がずいぶ […]

2005/09/12

若い死

夕方からの夕立が激しく降ったあと、道路に若いキツネが死んでいた。 急な飛び出しをしたために、車に撥ねられたのだ。 今年の春に生まれたキツネらしく、ほぼ親と同じ大きさになっていた。 経験不足からくる判断ミスをしたために、生 […]

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