写真家 宮崎学 gaku塾

ブログ

2005/07/04

里のニホンカモシカ

ニホンカモシカは30年ほど前から人里に確実に増えた。 この現象を、奥山が伐採されたから「追われて」やってきたと唱えたある学者がいた。 奥山伐採がカモシカを確実に増やし、余剰個体が里にきたとボクは主張しつづけた。 意見はが […]

2005/07/02

熊の捕獲檻

昔からずうっとツキノワグマの棲家だった林に、都会から文化人と名乗る老夫婦が住み着いた。 庭先で偶然クマを目撃して、市役所へ通報。 すぐに、お仕置き用のドラムカン檻が仕掛けられた。 クマの生息地へ後から入ってきた人間が、ク […]

2005/07/01

けもの道 3

「けもの道」は、食うものも食われるものも、等しく同じ道を歩く。 このタヌキは、尻を疥癬ダニにやられて病気進行中。 もちろん、ダニをけもの道にも落として、いく。 長野県伊那谷にて。 SIGMA SD-10 SIGMA50- […]

2005/06/30

けもの道 2

本州に棲むキツネは、賢さではピカイチ。 人間を実によく観察して、人間社会の懐深くまで入り込んで日々生きている。 これも、人と共存する長い歴史のなかで、人間を観察しぬいた学習結果なのだろう。 長野県伊那谷にて。 SIGMA […]

2005/06/29

けもの道

大イノシシの母さんが、家路を急いでいた。 濡れた大きな尻が、母親の貫禄をみせる。 出産してどこかに子供を隠しているのだろうが、まだ見せてはくれない。 長野県伊那谷にて。 SIGMA SD-10 SIGMA50-200mm

2005/06/28

脱皮中

イブキヒメギスが大量に棲む草むらがある。 彼らは脱皮を繰り返して成長していくが、 こんな無防備な姿は、誰にも見られたくなかったにちがいない。 長野県伊那谷にて。 RICHO Caplio GX8

2005/06/26

カメラのCM

こんな写真はすぐに撮れてしまうけれど、 このモデルもあと数週間で森へ帰っていく。 もう、夏だもの。 長野県伊那谷にて。 NIKON D2X Nikkor 400mm

2005/06/26

人工林

植林されて15年ほどのヒノキ林。 一見すると美しい林に見えるが、ヒノキのオーラが生命を拒絶してくる。 とにかく、 この林にいると一刻も早く抜け出したくなるから不思議。 長野県南アルプス山麓にて。 OLYMPUS E-1 […]

2005/06/24

縁起 2

近所の田んぼに強烈な農薬散布。 オタマジャクシが累々と死んだ。 その死体に、水中の微生物が群がり喰らっていた。 わずか1mmほどの微生物が、農薬田んぼに数億匹…? 自然の生命力は、すごい。 長野県伊那谷にて。 RICHO […]

2005/06/23

アオダイショウ

道路にアオダイショウが死んでいた。 車に轢かれたにちがいない。 リスや小鳥を丸呑みにしてしまうアオダイショウだが、車には太刀打ちできない。 長野県伊那谷にて。 RICHO Caplio GX8

2005/06/22

汗…

マムシグサの花は正面や側面からみると、もっとも不気味に見える。 背後からの造形も面白かったので狙ったら、この花はフェイントをかけられたと思ったのか、汗をかいていた。 長野県伊那谷にて。 OLYMPUS E-1  ZUIK […]

2005/06/21

視覚の冒険

リコーGX8というカメラは、825万画素のコンパクトデジカメ。 手のひらに乗る小さなカメラだが、ちょっとした工夫でこのような写真も撮れてしまう。 こうした機材をあやつるのも、プロの技。 長野県伊那谷にて。 RICHO C […]

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