写真家 宮崎学 gaku塾

ブログ

2005/09/07

イノシシの孫の手

イノシシの泥浴び場があった。 その近くの樹木を見たら、いたるところに背中をこすりつけた跡があった。 幹には、イノシシの体毛が多数残っている。 しかも、樹肌が粗くブラシになったような木ほど、こすられているのが面白い。 痒い […]

2005/09/05

スズメの水浴び

公園の道路の水溜り。 こんなところでも、小鳥にとってはすばらしいオアシス。 今年生まれの若いスズメが1羽でやってきて、水を飲み、そのあとで水浴。 誰に教わるでもなく、ちゃんと浴びられるその姿はやっぱり野鳥。 彼らの平均寿 […]

2005/09/04

イノシシの嫌がらせ

山間の田んぼが収穫間近な黄金色。 それでも、イノシシやニホンジカなどの獣害が目立ち、農家は防護ネットで田んぼを一周覆う作業に明け暮れる。 野生動物の激増と被害は右肩上がりに農家を直撃しているが、そんな農家を嘲笑うかのよう […]

2005/09/03

アレチウリ

各地で迷惑がられているアレチウリ。 北アメリカ原産のこの外来植物は、なぜか豆腐工場、牛や豚の養飼場周辺からまず派生してきた。 そして、いまでは河原や平地のいたるところで猛威をふるっているが、今年見つけたオオヨシキリの巣材 […]

2005/09/01

古株の攻防

庭にある古い切り株を6月下旬から、見てきた。 直径30cmほどの株だが、ここには、小さなクロアリが巣をつくってたくさんの蛹を育てていた。 7月になって、同じ株にムネアカオオアリが同じく蛹を育てているのを目撃した。 そして […]

2005/08/30

ニジマス泥棒

養魚場に防鳥ネットを張ってあるが、野鳥たちはなんのその。 若いアオサギが昼間からやってきて、飼育中のニジマスを捕ることとること。 1時間ほどの観察で、5匹をたいらげていった。 長野県安曇野にて。 Nikon D70 50 […]

2005/08/29

生命の縁起

ニジマスの大量生産現場である養魚場。 ここのニジマスを狙って、ゴイサギ、アオサギ、トビ、カラス…が、やってくる。 堪りかねた業者は、養魚池の上に「防鳥ネット」をかけた。 そのネットに今年生まれの若いゴイサギがかかって、死 […]

2005/08/28

過ぎし夏 2

昨夜庭で生まれたらしいエゾゼミが、地上で鳴き方の練習中だった。 ちょっと出遅れた様子だが、晩婚の雌もいると思うからまだ繁殖には間に合うかも知れない。 こうした遅い出現も、自然界ではなんらかの意味を持たされているにちがいな […]

2005/08/25

過ぎし夏

長野県波田町は、スイカの一大産地。 収穫を終えた畑に、まだ食べられるスイカがゴロゴロ。 伊那谷だったらここへイノシシがやってくるのに、松本平は獣害に遭ってないようす。 毎年、スイカ泥棒の人害はあるようだ、が。 長野県松本 […]

2005/08/24

キツネの邸宅

10数年前に見つけたキツネの巣を訪ねたら、まだ健在だった。 巣穴前の黒光りの土が、みんな元気なことを物語っていた。 30年も続く巣もあるが、DNAがどのようにして受け継がれていくのか、そんな基礎研究すら済んでいないのが日 […]

2005/08/23

神の足

近所に気になる植物があった。 ガガイモなのかイケマなのか迷ったが、結果的にイケマ。 球根がどでかくて足の形に似ていることから、アイヌでは「神の足」と呼ぶそうだ。 初冬には、この種が綿毛をつけて飛ぶ姿が好きだ。 長野県伊那 […]

2005/08/22

処暑

信州の高原はお盆がすぎると、もう秋。 一雨ごとに涼しさを通り越して、冷え込んでいく。 アオイトトンボも、夏の生命をクモに託して全うした。 長野県伊那谷にて。 RICHO Caplio GX8

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