写真家 宮崎学 gaku塾

ブログ

2005/09/07

イノシシの孫の手

イノシシの泥浴び場があった。 その近くの樹木を見たら、いたるところに背中をこすりつけた跡があった。 幹には、イノシシの体毛が多数残っている。 しかも、樹肌が粗くブラシになったような木ほど、こすられているのが面白い。 痒い […]

2005/09/04

イノシシの嫌がらせ

山間の田んぼが収穫間近な黄金色。 それでも、イノシシやニホンジカなどの獣害が目立ち、農家は防護ネットで田んぼを一周覆う作業に明け暮れる。 野生動物の激増と被害は右肩上がりに農家を直撃しているが、そんな農家を嘲笑うかのよう […]

2005/08/24

キツネの邸宅

10数年前に見つけたキツネの巣を訪ねたら、まだ健在だった。 巣穴前の黒光りの土が、みんな元気なことを物語っていた。 30年も続く巣もあるが、DNAがどのようにして受け継がれていくのか、そんな基礎研究すら済んでいないのが日 […]

2005/08/08

ドブネズミの気配

夜の新宿。 上京するたびに、もう10年間も必ずチェックする場所がある。 写真の左下にある植え込みには、ドブネズミ団地があるからだ。 東京都新宿区にて。 RICHO Caplio GX8

2005/07/29

ハクビシン防除

トウモロコシ畑があまりにも無防備だったので覗いてみたら、何やらペットボトルのおまじない。 気になって畑の持ち主に聞いたら、「竹酢」だとのこと。 竹から摂った搾液が、獣害には抜群に効果があるらしい。 こういう話には、すごく […]

2005/07/07

ゴム長靴

林道に、古いゴム長靴が落ちていた。 よく見れば、無数の噛み跡だらけ。 たったこれだけの情報だが、ボクには近所にキツネ家族が棲んでいると判断できた。 なぜならば、ゴム長靴は子ギツネたちの玩具だからだ。 長野県伊那谷にて。 […]

2005/07/04

里のニホンカモシカ

ニホンカモシカは30年ほど前から人里に確実に増えた。 この現象を、奥山が伐採されたから「追われて」やってきたと唱えたある学者がいた。 奥山伐採がカモシカを確実に増やし、余剰個体が里にきたとボクは主張しつづけた。 意見はが […]

2005/07/02

熊の捕獲檻

昔からずうっとツキノワグマの棲家だった林に、都会から文化人と名乗る老夫婦が住み着いた。 庭先で偶然クマを目撃して、市役所へ通報。 すぐに、お仕置き用のドラムカン檻が仕掛けられた。 クマの生息地へ後から入ってきた人間が、ク […]

2005/07/01

けもの道 3

「けもの道」は、食うものも食われるものも、等しく同じ道を歩く。 このタヌキは、尻を疥癬ダニにやられて病気進行中。 もちろん、ダニをけもの道にも落として、いく。 長野県伊那谷にて。 SIGMA SD-10 SIGMA50- […]

2005/06/30

けもの道 2

本州に棲むキツネは、賢さではピカイチ。 人間を実によく観察して、人間社会の懐深くまで入り込んで日々生きている。 これも、人と共存する長い歴史のなかで、人間を観察しぬいた学習結果なのだろう。 長野県伊那谷にて。 SIGMA […]

2005/06/29

けもの道

大イノシシの母さんが、家路を急いでいた。 濡れた大きな尻が、母親の貫禄をみせる。 出産してどこかに子供を隠しているのだろうが、まだ見せてはくれない。 長野県伊那谷にて。 SIGMA SD-10 SIGMA50-200mm

2005/06/26

カメラのCM

こんな写真はすぐに撮れてしまうけれど、 このモデルもあと数週間で森へ帰っていく。 もう、夏だもの。 長野県伊那谷にて。 NIKON D2X Nikkor 400mm

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