写真家 宮崎学 gaku塾

ブログ

2010/04/17

季節外れの雪化粧はツキノワグマにどう影響するか…?

昨夜から雪が降った。 サクラが満開だというのに、さぞ桜も驚いたことだろう。 果樹農家では、寒暖のはげしいこの異常気象下で、はやくも秋の収穫にかなりの減収がでると宣言している。 サクランボやナシが、満開となっているのに、受 […]

2010/04/07

見落としがちなツキノワグマのサイン

これは、南アルプス中腹より眺めた「伊那山脈」。 伊那山脈は、中央アルプスと南アルプスに挟まれながら東西100km余につらなる山。 ピークは最高峰でも2000mほどと低いが、それでも中央アルプスに匹敵するくらい大きな面積の […]

2010/03/16

隠密行動するツキノワグマの動きを想像するには…

いつも思うことだが、ツキノワグマはほんとうに行動予測がつかめない動物だと思う。 足跡も、痕跡も残さず、それでいて「けもの道」にはちゃんと着実に出現してきているからだ。 だから、無人自動撮影カメラによってどれほど彼らの黙し […]

2010/03/06

ツキノワグマが庭先まできているのに…

伊那谷の林の一角に小さなオーガニックレストランがある。 そのレストランは、子供たちになるべくよい本を見せようと数百冊の絵本などを並べてもいる。 あるとき、ボクはこのレストランへ食事に出かけた。 窓辺のテーブルからは、手を […]

2010/03/01

もう活動をはじめているツキノワグマ

今朝、知人から電話がきた。 昨日(2月28日)、近所の高速道路を運転中に子熊が法面を駆け上がっていくのが見えたそうな。 運転中だったし、高速道路なので停めることもできなかったが、まちがいなく子熊だったとのこと。 知人は、 […]

2010/02/17

熊も個体によって性格もさまざま

3年間も、同一地域を狙って無人撮影カメラが毎日作動しているといろんな発見もある。 たくさんのツキノワグマの個体が記録されながら、姿だけでなく「性格」までもが分かってくるからだ。 ツキノワグマのなかには、この写真が示すよう […]

2010/01/21

平成時代の熊を語る独自な発想力…

今年も、新しい年がやってきた。 ここ5年ばかり、長野県のツキノワグマを追ってきたが、こんなことをいつまでもやっているわけにはいかない。 今年あたりで区切りをつけよう、と思っている。 ボクは、研究者でも、専門家でも、行政で […]

2009/12/22

ツキノワグマの「けもの道」を巡る熊たち

この3頭のツキノワグマには、目印が付いているから個体識別ができる。 1番目の写真は、右耳に赤いタグがついている。 2番目の写真は、左耳に黄色のタグがついている。 3番目の写真は、右耳に赤いタグと、GPS首輪がついている。 […]

2009/12/07

ツキノワグマを探るにはフクロウ観察技術の応用

1990年に、ボクは、平凡社から「フクロウ」という写真集を出版した。 この写真集は、5000円という高額ながら10刷りという異例の売れ行きを示した。 発売してもう20年にもなるが、はっきりいってこの先30年間はあの写真集 […]

2009/11/20

能鑑賞で熊を探る…

熊という漢字は、能という字に足がついている。 なぜ「能」なのか、この象形文字には前々から興味があった。 能といえば、見る角度により仮面が笑っているようでもあり、怒っているようにも見える。そんなレベルの知識しか、ボクにはな […]

2009/11/11

カメラが熊にいたずらされた

3週間ぶりにカメラのメンテをするべき、ある場所にでかけてみた。 なんと、樹枝に縛り付けておいたカメラコントロール用のアンプが、いたずらされて吊る下がっているではないか。 こんなことをするのは、人間かツキノワグマしかいない […]

2009/10/30

ツキノワグマの赤く腫れ上がったメスの性器

もう、3年間も同じ場所に無人撮影カメラを設置しておくと、だんだん横着になってしまう。 カメラチェックはこまめにやってはいても、そこに写っているツキノワグマの映像をキチンと確認することもしなくなってしまった。 なので、メデ […]

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