写真家 宮崎学 gaku塾

ブログ

2011/04/08

中国山地のツキノワグマ事情

中国地方のツキノワグマは「孤立群」で生息数が少ないから、何とか保護をしなければならない。 いまの日本では、そんなツキノワグマ感が普通に語られている。 それに対して、だれもが疑問を挟まないし、そんなものなのかといった意見で […]

2011/04/02

岡山県のツキノワグマ事情

(山陽道には、こんな地名のトンネルもあった) 新聞やネットでの情報であるが、岡山県のツキノワグマ事情が面白い。 これまで、岡山県のツキノワグマの生息状況は10頭くらいだと考えられていた。 ところが、2010年には40頭ほ […]

2011/03/09

山容をみてツキノワグマを探る

つい先日、長野県の「JA婦人部」というところで講演をしてきた。 ツキノワグマをはじめとする獣害についての講演依頼だった。 JAといえば、農協さん。 したがって、すべてが農家の嫁さんたちということになる。 こういう婦人たち […]

2011/01/31

ツキノワグマの生息を知るのもセンス

「ツキノワグマの多数生息を知る観察会」なるものが、2011年1月22、23日と行なわれた。 告知も唐突ならば、募集期間も3週間弱と短かった。 そして、雪道走行、車中泊などと、ハードルも高かった。 にもかかわらず、全国から […]

2011/01/19

ツキノワグマ異常出没と雪との関係

今冬は、豪雪のニュースが多い。 日本海側を中心に、各地の降雪状況は例年より本格的らしい。 鹿児島でも積雪があったというから、今冬は確かに大雪といっていいだろう。 実は、この豪雪ニュースをオイラはひそかに待っていた。 それ […]

2010/12/22

「山の神」とツキノワグマたち

2010年12月11日。 所用があって、北海道の道東まで出かけてきた。 飛行機とレンタカーを使って6日間ほど旅をしていたが、空港などでの待ち時間で吉村昭さんの「熊嵐」を再読しようと持っていった。 「熊嵐」は、1982年の […]

2010/12/03

ツキノワグマ実験プロジェクトのドングリ受け入れします

「ツキノワグマは、ドングリ不作で餌不足となり困っているから、山野にドングリを撒く」 、という団体がある。 これに対して賛否両論が全国的に渦巻いているが、撒いたドングリがどう変化していくのかをオイラは実験してみたくなった。 […]

2010/11/23

ツキノワグマの生命も人間たちの「金」次第

「オリの中に動物が入っていても役場へは連絡しないでください」 有害駆除としてニホンザル捕獲を目的としている檻に、9月中旬からこのような張り紙が出されていた。 これを見て、オイラはここに書かれている「動物」とは何を意味して […]

2010/11/15

四国のツキノワグマ事情

講演と現地撮影会があって、四国は高知県の馬路村へ行ってきた。 馬路村は、「ゆず」で有名な村なので、いつか一度は行ってみたいと思っていたところだった。 今回、そんな村での招待があったものだから、楽しみにして出かけてきた。 […]

2010/11/09

ツキノワグマは増えていると思うんですが…

「ツキノワグマのことで、コメントロケをさせていただきたいのですが、いかがでしょうか?」 在京のテレビ局からこのような電話があった。 「ボクは、ドングリ不足で人里に熊が下りてきたといったようなお決まりの文句で片付ける番組だ […]

2010/11/03

ツキノワグマのことが心配なら自ら行動せよ

M5の「クマクール」には、昨年から左耳に「97」番のピアスをつけたお仕置き放獣のメス熊が常連になっていた。 この97番が、9月中旬から行方不明になった。 個体識別ができている個体が、いきなりいなくなることはよくあることで […]

2010/10/21

餌不足でクマが奥山から出てきたというけれど…

愛知県豊田市周辺で、ツキノワグマの出没が相次いでいるらしい。 新聞記事などによる情報であるが、イノシシ檻に入って暴れたので射殺したとか、イノシシ檻を破って逃げたとか、車と衝突したりゴルフ場でも目撃された、そうな。 こうし […]

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