写真家 宮崎学 gaku塾

ブログ

2006/01/20

冬季閉鎖

南アルプス山麓にある寒村を結ぶ峠道。 ここは、冬になると通行止めとなる。 3月まで通れないと看板が出ているが、それでも確認しなければ気のすまない車が後を絶たない。 もう何十年も続いている「冬季閉鎖」だから地元の車は理解し […]

2005/12/27

想定内の強風

一輌が40トンもある電車を脱線転覆させてしまうような強風の吹き荒れた夜、信州にもかなり強い風が吹いた。 夜半からの豪風は、確かに普段感じられないほどに強いものだった。 翌日になって快晴の晴天となり、近所の雪原をみて驚いた […]

2005/12/26

ダム

知り合いの地質学者がひょっこりと、訪ねてきた。 しばし歓談のあと、中央アルプスが隆起しているらしい…という、話しをしてみた。 ここ40年近くある谷を見ているが、家ほどもある大きな岩石が落ちてくるのが目立ちすぎている。 こ […]

2005/12/25

氷柱群

木曽御岳山麓の山の斜面に、壮大な氷柱群があった。 写真のような氷柱群がまだほかにもいくつかみられることから、この斜面はどうやら相当に地下水が染み出しているようすだった。 夏ならばつい見落としがちな地下水脈だが、冬になって […]

2005/12/22

静かな異変

仕事場の脇からは、こんな風景が見られる。 残照の南アルプス仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳…などだ。 今冬は日本アルプスにも、年内にどっさり積雪があった。 手前の黒い林床にも、うっすらと雪がある。 雪は山野のいろんな情報を伝えてく […]

2005/12/04

カメラ付きマンション

自然界は「黙して語らない」世界。 そのためには観察あるのみなので、わがムササビ荘にはたくさんの観察装置が張り巡らされている。 そのなかに、また一つムササビのマンションが完成した。 巣箱の屋根裏に赤外線小型カメラを仕込んだ […]

2005/12/02

残し柿

今年もまた、柿が目立つ季節となった。 あちらこちらに柿の木はあるが、どこも実がたわわについたまま放置されている。 飽食となり、柿をあまり食べなくなっているから持ち主たちも無関心。 しかし、こうした柿の実が野鳥や動物たちに […]

2005/12/01

肥料

隣町の田んぼに、ゴミっぽい野菜屑が捨てられていた。 一見ゴミに見えるが、これは農家にとっては立派な肥料。 キャベツと大根の葉、山芋の皮、梅酒に使ったらしい古い梅、リンゴの皮、花…など。 目についたのはこんなカンジだが、時 […]

2005/11/30

廃棄リンゴ

山際に開拓されたリンゴ園の脇に、穴を掘ってリンゴが捨てられていた。 リンゴと共にナシも、ある。 全体の重さは1トン以上あるだろう、か。 キズつき商品にならない果物が、こうして毎年同じ場所に捨てられている。 ここを知ってか […]

2005/11/29

ツキノワグマの捕獲檻

カニの絵が描かれた看板には、「サルに餌を与えないでください」と書かれている。 ここは中央アルプス山麓を切り開いたリンゴ園なので、奥は山。 本来棲んでいるサルやクマ、イノシシの庭先にリンゴ園をつくれば、野生動物が出てこない […]

2005/11/24

自然ゴミの処分

駒ケ根高原の一角に、市内から出る落ち葉などの「自然ゴミ」を捨てる場所がある。 若い嘱託職員が市内の公園などを掃除しては袋につめて、軽トラックで捨てにきている。 こうした落ち葉などは、来夏にはミミズの大発生がはじまり、イノ […]

2005/11/21

液晶モニター

2ヶ月ほど前に、秋葉原の電気街を歩いていたら液晶モニターがあった。 8000~15000円と、サイズによりまちまちだったが、2,5インチのものがいちばんシャープだったので一つ買ってきた。 12vでいけるので、フィールド観 […]

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