写真家 宮崎学 gaku塾

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2006/09/30

散歩道でツキノワグマが人を襲う… 9

9月26日、20時27分。 ツキノワグマが果樹園脇のリンゴ捨て場にやってきた。 果樹農家では、商品にならないリンゴ、梨、ブドウを畑脇に穴を掘って捨てている。 やがて土をかけて埋めるが、その間隙をぬってタヌキやハクビシン、 […]

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2006/09/28

散歩道でツキノワグマが人を襲う… 8

2006年9月20日午前7時50分ごろ。 長野県小谷村千国乙の農道で通学途中の中学男子生徒(14歳)がツキノワグマに襲われて、顔などに大怪我をした。 2006年9月22日午前3時40分ごろ。 長野県安曇市三郷の市道で新聞 […]

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2006/09/10

散歩道でツキノワグマが人を襲う… 6

『けもの道の四季』を出版したのが1984年10月。 この写真集は、中央アルプス山麓に1982,83,84年と3年間にわたって無人自動撮影カメラを設置したときの写真である。撮影装置は全部で5台を配置して、山麓全体の動物たち […]

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2006/09/08

散歩道でツキノワグマが人を襲う… 5

この遊歩道へのカメラ設置は、5月下旬からである。 それなのに、すでにツキノワグマは10個体以上が写されている。ときには2週間通らないこともあれば、一夜に3個体が通っていくこともある。 そして、9月にはいって親子グマがやっ […]

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2006/08/26

散歩道でツキノワグマが人を襲う… 3

ツキノワグマ捕獲檻が仕掛けられて、2日目。 熊は、まだ捕獲檻には入っていない。 今回の捕獲檻は、ドラムカンを2個つなぎ合わせたもの。これは、捕獲した熊が内部で傷ついたりしないようにして「放獣」を目的にしているものである。 […]

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2006/08/25

散歩道でツキノワグマが人を襲う… 2

ツキノワグマに襲われたFさんの話を聞くと、ほんとうに一瞬の出来事だったし、怖かったことがうかがえた。 すごいスピードで走ってきたので、無我夢中で窪みに背中を丸めて伏せたそうだ。 このために、尻と背に爪を立てられたのだが、 […]

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2006/08/23

散歩道でツキノワグマが人を襲う… 1

午前の10時30分ころから、ムササビ荘のまわりを市役所の広報車がさかんにがなりたてて走り回った。 何だろうと耳をすませていると、近所にツキノワグマが出たから、外出には鈴やラジオを鳴らしながら注意するように呼びかけていた。 […]

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2006/07/21

悪天候でも行動するツキノワグマ

救出したカメラから出てきた映像を分析すると、自然界の思わぬドラマが見えてくるから面白い。 全身がずぶぬれとなった80kgほどのツキノワグマが写ったのが、18日の21時40分。 その前の4時台にも別のクマが記録されているか […]

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2006/06/28

ツキノワグマに出会ったら戦う覚悟で山に行く

どんなに忙しくてもツキノワグマのフィールドへは、ほぼ毎日でかけている。 林に入れば、むわーんとツキノワグマの体臭が臭ってくるし、真新しい糞にも出会う。 無人撮影カメラのデータからでも、かなり頻々とツキノワグマが出歩いてい […]

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2006/06/28

ツキノワグマが起こした死亡事故

長野県でつい最近、ツキノワグマに襲われて死者がでた。 志賀高原でネマガリダケのタケノコを採っていた52歳になる男性が、親子グマに遭遇して、襲われたのだ。 男性は、現場付近にたびたびタケノコ採りに出かけていたらしいが、クマ […]

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2006/05/29

ツキノワグマの渓流走り幅跳び

何冊かの出版を控えて、いま、とんでもない忙しさを迎えている。 仕事場に、カンヅメ状態である。 忙しすぎて、4日も風呂に入れないでいる。もっとも、このくらいは 日常的でもある、が。 どんなに忙しくても、無人撮影装置のメンテ […]

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2006/05/26

ツキノワグマ捕獲と再放獣を考える

ツキノワグマは、謎だらけの動物だ。 分かっていないことがほとんどだといって、いい。 だから、生態研究は絶対に必要なことである。そのためにも、ボクは 研究を否定はしない。 現代のこの時代だから、あらゆるハイテク機器を駆使し […]

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