写真家 宮崎学 gaku塾

ブログ

2015/04/25

「あまっぽ写真家」

「アマッポ」という猟具が、昔のアイヌに広く普及していた。 アマッポとは「置いておくもの」という意味だそうな。 いわゆるクロスボーのような弓を仕掛けて、獲物に自動発射させて射るというワナである。 ヒグマやエゾシカなど、いろ […]

2015/04/20

野放し状態の「くくり罠」

散歩コースに、前肢骨折カモシカがいる。 これまで、前肢を骨折しているから歩行が極端に不自由しているのだと思ってきた。 そのカモシカに、つい先ほど雨の中で再び出会うことができた。 そして、驚いたことに母親の左前肢は骨折では […]

2015/04/16

「体毛」のリサイクル

野鳥が子育てをするときに動物たちの抜け毛を「毛布」がわりにリサイクルしていることは、意外にも知られてないようだ。 すべての野鳥が毛を使うというものではないが、毛を使う野鳥たちも少なくない。 そんな野鳥の巣を分解してみれば […]

2015/04/10

「カラスのお宅拝見」

カラスの巣が目立ちはじめてきた。 車を運転していても、あちらこちらにカラスの巣が見えるのが怖いくらいに面白い。 そして、抱卵中のカラスと目があったりすると「ギョッ」っとする表情までが伝わってくるからオイラはいつも「してや […]

2015/04/03

庭にやってくるフクロウ

昨日は、仕事場の庭にフクロウの羽毛が落ちていた。 全長13cmほどの柔らかなダウンの部類にはいる羽毛だ。 この羽毛は、フクロウのお尻回りを保護しているものだから、いわば、フクロウの「下着」ということになる。 このような羽 […]

2015/03/31

日本の気候風土に生きてきた柴犬

柴犬の「ホタル」は、朝起きたときからオイラのストーカーをする。 とにかく、オイラと一緒にフィールドに出かけるのが大好きだから遅れをとるまいとオイラを見張るからだ。 そんなホタルと昨日はイタチ撮影現場に出向いた。 オイラは […]

2015/03/27

野生動物に人が負ける…とき

長野県の総人口は現在214万人ほどだという。 これが、2060年には130万人くらいになるのではないかと試算がでている。 130万人台とはすごい人口減だが、あと45年後である。 そんな時間軸で長野県内の自然環境を目撃すれ […]

2015/03/26

農家に泥棒横行…

昨日は、隣のとなりのそのまたとなりの村の農家でお茶をしてきた。 ついハナシがはずんで1時間も長居をしてしまった。 なんと、最近は農家に泥棒が入るそうで、なんとかできないかという相談を受けてしまった。 田舎の農家は敷地も広 […]

2015/03/24

本州のモモンガはいまが出産どき…

3月9日 02時50分. このモモンガは、絶対に妊娠中である。 それも、臨月にちかい。 今日は3月24日なので、巣穴ではもう子供が生まれている、と思う。

2015/03/23

オコジョの調査カメラだったけれど…

オイラのフィールドもようやく雪解けがすすみ、林道にも入れるようになってきた。 そのひとつに昨日でかけてみて、ビックリ。 なんと、昨暮から設置してきたカメラのあることを忘れてしまっていたからだった。 その自分のカメラを見つ […]

2015/03/20

早春に存在を告げるダンコウバイ

ダンコウバイがようやく咲いた。 信州の野山にこの黄色の花が咲くとやっと春がきたと思える。 南のほうではもうサクラの話題がつづいているけれど、信州ではまだまだ先のこと。 ダンコウバイとアブラチャンは花がよく似ているけれど、 […]

2015/03/18

「黙して語らない自然界」を探る無人撮影ロボットカメラ

撤去する予定のカメラを、その時間がないばっかりに4日ほど放置状態にしていた。 たったいま、そのカメラを確認すると、なんとハクビシンが撮影されていた。 真冬日に戻った4日前の3月14日深夜1時47分のことだった。 ハクビシ […]

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