写真家 宮崎学 gaku塾

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2007/01/25

『2−3年後にツキノワグマは絶滅する?』 その8

「猪垣」をつくって獣害に苦しんでいた江戸時代中期ころは、日本の人口は3,200万人ほどだった。平成時代の今日と較べたら、実に四分の1だった。それなのに、耕地面積などは、現在とほとんど変わっていない。山地も、樹種はともかく […]

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2007/01/13

『2−3年後にツキノワグマは絶滅する?』 その7

 長野県伊那谷の中央アルプス山麓には、「猪垣」の記録が残っている。  猪垣とは、イノシシなどの野生動物が農作物を荒すのを防ぐために築いた垣根のことである。これらの猪垣跡は、伊那市から飯島町まで20数キロの地域にわたって、 […]

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2007/01/09

『2−3年後にツキノワグマは絶滅する?』 その6

2006年、全国で5000頭ものツキノワグマが捕獲され殺されたのも、すでに農民の反乱と思えばいいだろう。 この5000頭という数字は、檻を仕掛けられ、実際にツキノワグマが捕獲された事実でもあるからだ。 研究者や専門家はツ […]

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2007/01/08

『2−3年後にツキノワグマは絶滅する?』 その5

野生のツキノワグマの生態写真を撮影するには、いまがチャンスである。 それも、時代の最先端をいくクオリティーの高い仕事をするには、ここ2−3年が勝負である。 これは、プロの写真家としてボクがいま感じている独特の「勘」である […]

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2007/01/04

『2−3年後にツキノワグマは絶滅する?』 その4

ボクの無人撮影カメラシステムは、 センサー           70,000円 デジタル一眼レフカメラ 200,000円 レンズ              60,000円 ストロボ           300,000円 […]

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2007/01/01

『2−3年後にツキノワグマは絶滅する?』 その3 

ここで注目すべきは、 2006年には全国で5000頭ものツキノワグマが実際に捕獲されたという事実である。 この捕獲は、銃というより、ほとんどが「檻」によるものである。 檻は、イノシシやニホンザルを捕獲するためのもの。 熊 […]

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2006/12/31

『2−3年後にツキノワグマは絶滅する?』 その2 

12月18日の読売新聞社会面トップでは、 「捕獲激増 ツキノワグマ」「9割捕殺『何とかして』=専門家『絶滅の恐れある』 という見出しで、2006年度の4月から11月末までの熊捕獲状況を報じていた。 これによると、全国で5 […]

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2006/12/26

ツキノワグマ観察は今がチャンス

ツキノワグマが冬眠に入ったからといって、シーズンオフではない。 信州では山々の木々の葉が落ちた今が、クマたちの痕跡を探るにはちょうどいいからだ。 いわゆる「クマ棚」を探して、自分なりに今年のクマ出没状況を考察するのである […]

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2006/12/07

中央アルプスに無人撮影ステーションをつくる

写真は、中央アルプス山脈である。 下界に広がる市街地は、伊那谷。 手前の山麓は、伊那山脈を経て南アルプスまで深い山並が続いている。 写真の黄緑の破線は中央自動車道路である。 ? は、ボクの無人カメラが監視している場所。 […]

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2006/11/16

中央高速道路216kmポストにあるツキノワグマの現実

ボクがツキノワグマのことについて語ると、「ほら」だと思っている人も多いだろう。 そう思う人は、現実を知らないというものだ。 ボクは、自分で見て、自分で確かめて、感じたままの経験しか発しない主義だ。ヒトさまの受け売りや自分 […]

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2006/11/03

ツキノワグマが襲ってきたときのために

ボクのカメラ周辺のツキノワグマは相変わらず暴れている。 写真判定からいくと、まちがいなく10余頭が出没してきている。 そのなかには、耳にタグをつけた3頭の「学習放獣」個体もいる。 これらの学習放獣個体が記録されるようにな […]

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