写真家 宮崎学 gaku塾

ブログ

2005/09/24

ミヤマトリカブト

中央アルプス山麓の山野へ入ると、いま、ミヤマトリカブトが美しい。 濃い空色の花は、形も妖艶で毒々しい美しさがある。 しかし、この植物は全草に毒をもっている。 もちろん、花の蜜にも毒がある。 近年はニホンミツバチを飼育する […]

2005/09/03

アレチウリ

各地で迷惑がられているアレチウリ。 北アメリカ原産のこの外来植物は、なぜか豆腐工場、牛や豚の養飼場周辺からまず派生してきた。 そして、いまでは河原や平地のいたるところで猛威をふるっているが、今年見つけたオオヨシキリの巣材 […]

2005/08/23

神の足

近所に気になる植物があった。 ガガイモなのかイケマなのか迷ったが、結果的にイケマ。 球根がどでかくて足の形に似ていることから、アイヌでは「神の足」と呼ぶそうだ。 初冬には、この種が綿毛をつけて飛ぶ姿が好きだ。 長野県伊那 […]

2005/08/01

ふたごのキノコ

たぶんヤマドリタケモドキだと思うが、まだ小さくて同定できず。 もし、狙いどおりのキノコだったら、2日もすれば巨大化しそう。 そして、虫もどっさり軸に入り込むことだろう。 こんなキノコは、見て楽しむのがいちばんなのかも知れ […]

2005/07/19

ヤマドリタケモドキ

近所のスキー場に、巨大なキノコがにょきにょき。 ヤマドリタケではないかと調べたら、モドキだった。 ヨーロッパでは日本のマツタケ並みに珍重されるとか。 確かに、バター炒めで病み付きになる味だった。 長野県伊那谷にて。 RI […]

2005/07/12

アレチウリ

ヨシ原に、オオヨシキリの巣があった。 巣材をよくみれば、なんとアレチウリの枯れ茎を外壁に大量使用中。 アレチウリといえば、現代人が外来植物のなかでもっとも迷惑顔する植物。 オオヨシキリにとっては、都合のいい建築材なのだ。 […]

2005/07/10

蔓植物

山野を人工林にしてしまったから、ツキノワグマが食糧不足になって減少していると聞く。 しかし、手入れがされなくなった山野には「蔓植物」が大繁茂している。 写真はマツブサの大群生だが、この実はクマやサルの大好物だ。 近年は、 […]

2005/07/09

夏のスキー場

梅雨の合間に近所のスキー場へでかけた。 オオキンケイギクが咲き誇り、奥にはヒメジョオンの大群落。 山間の山麓を切り開いたレジャー環境から、こうして外来植物が勢力をのばすことを確認。 冬のスキー客は、こんな姿を誰も知らない […]

2005/07/08

クルミ

近所の山野を歩いて、驚いた。 今年は、クルミが大豊作なのだ。 これをみて、あと3週間以内にツキノワグマの動きに大変化が起きると読んだ。 クマが毎年チェックにやってくるクルミの木があるから、カメラを埋めなければならない。 […]

2005/07/06

モミジイチゴ

山野にもっともポピュラーなイチゴも、そろそろシーズンアウト。 この実は、 クマ、サル、キツネ、テン… たちの大好物だ。 この実を見つけて、獣の体臭が分かるようになれば本物。 山歩きも、楽しいものになる。 長野県伊那谷にて […]

2005/06/22

汗…

マムシグサの花は正面や側面からみると、もっとも不気味に見える。 背後からの造形も面白かったので狙ったら、この花はフェイントをかけられたと思ったのか、汗をかいていた。 長野県伊那谷にて。 OLYMPUS E-1  ZUIK […]

2005/06/06

住めば都

北アメリカ原産の外来種オオキンケイギク。 伊那谷の天竜川河畔に、いま嬉々として咲き乱れている。 明治中期に渡来して栽培されたが、逃げ出して野生化したらしい。 信州の初夏の風景も、一変してきた。 長野県伊那谷にて。 RIC […]

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