写真家 宮崎学 gaku塾

ブログ

2005/10/11

森の危険セット

近所にある別荘のベランダに、キイロスズメバチの巣があった。 直径40cm、高さ60cm。 この季節は女王バチの生産が巣内でさかんに行こなわれているから、いちばん気が立っている。 そんなハチの表情を撮影するために、1,5m […]

2005/10/06

日本産ハチドリ…?

仕事場の庭を、ハチドリのように飛ぶ蛾がいた。 ホシホウジャクらしい。 秋になると草花の蜜を求めて、庭を飛び交っている。 近くを飛翔するときは、ブオーンという羽音も聞こえる。 その姿は、中南米にいるハチドリそっくりなので、 […]

2005/09/20

切り株の攻防戦 2

庭の切り株を覗いたら、ムネアカオオアリが再び勢力を張っていた。 なんと、前回のサナギの他に小さな卵をどっさり産んでいるではないか。 シロアリはすっかり姿を消し、このムネアカオオアリの天下。 気温と湿度が彼らの生活に大きく […]

2005/09/18

珍味

キイロスズメバチの巣が、近所の知人から届いた。 この蜂の幼虫が、とにかく美味いのである。 長野県伊那谷では、クロスズメバチやキイロスズメバチ、オオスズメバチの幼虫を好んで食べる。 これは、海から遠く、陸の孤島とよばれる立 […]

2005/09/14

便所コオロギ

庭に古い木株があった。 なにげに見れば、こんなところにもアカネズミかヒメネズミが遊ぶはずだと思った。 キノコも生えているし、舞台としてもよさそうだったので無人カメラで狙うことにしてみた。 一夜たって、カメラのカウンターは […]

2005/09/11

棲めば都

アレチウリは、誰からもほんとうに嫌われている。 しかし、びっしりとはびこって堤防の土手などを覆い尽くすさまは、ある意味では植物の殺し屋のようで見事な光景でもある。 そんなアレチウリの内部に飛び込んでみると、これがまた昆虫 […]

2005/09/09

トイレの蛾

62歳になる知人が、新聞社を辞めてから小さな自然観察センターの管理人をはじめた。 しばらくぶりに訪ねたら、死んだ野鳥や蛾などの標本づくりに懸命だった。 それも、センターのトイレだけにやってくる蛾を拾ってきては、標本をつく […]

2005/08/28

過ぎし夏 2

昨夜庭で生まれたらしいエゾゼミが、地上で鳴き方の練習中だった。 ちょっと出遅れた様子だが、晩婚の雌もいると思うからまだ繁殖には間に合うかも知れない。 こうした遅い出現も、自然界ではなんらかの意味を持たされているにちがいな […]

2005/08/22

処暑

信州の高原はお盆がすぎると、もう秋。 一雨ごとに涼しさを通り越して、冷え込んでいく。 アオイトトンボも、夏の生命をクモに託して全うした。 長野県伊那谷にて。 RICHO Caplio GX8

2005/07/25

ムネアカオオアリ

庭の切り株の穴のなかで、ムネアカオオアリたちが幼虫を増やしていた。 この穴は、つい3週間前までは、小さなクロアリたちが確かに繁殖していた。 巣穴の乗っ取り合戦が日常的に行われている、ようだ。 長野県伊那谷にて。 RICH […]

2005/07/21

羽化失敗

関東甲信越地方に梅雨明け宣言が出された日に、エゾゼミが鳴き始めた。 これから続々と、セミたちの誕生だ。 それなのに、庭先で羽化をはじめながら死んでしまったものがいる。 自然界には、こういう死にかたもあるようだ。 長野県伊 […]

2005/06/28

脱皮中

イブキヒメギスが大量に棲む草むらがある。 彼らは脱皮を繰り返して成長していくが、 こんな無防備な姿は、誰にも見られたくなかったにちがいない。 長野県伊那谷にて。 RICHO Caplio GX8

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