宮崎学 写真展

宮崎学への、講演依頼、取材、執筆等のご案内窓口です。
下記に主な活動を紹介しますが、アシスタントモモンガまでお問い合せいただければ、
こちらから詳細をご連絡申し上げます。 メール



写真は、いわむらかずお絵本の丘美術館にて

『写真展に寄せて』
私は動物写真を始めて30年になります。この間一貫して自然をテーマにしてきました。そして同時に、人間も地球では動物たちと同じ土俵に生きている『野生動物』という見方をしてきました。
 「けもの道」の一連のテーマには、いつの時代にも、人間が 裏側に見え隠れしています。「アニマル黙示録」は、動物たちの視線から現代社会を逆照射してみました。「フクロウ」は、その生活史にくわえて樹木の一生から、自然がどうあるべきかをねらってみました。また、「死」は野生動物の死を通して、誕生と同じように死も必要なこととして、自然界にプログラムされていることをお伝えしたかったのです。
 自然界の報道写真家として私は、地球という大家さんに間借りをしながら生きている人間が、いつの間にか大きな忘れ物を現代社会にしていることに気づいて貰いたくて、こうして写真を撮り続けています。
 写真は視覚言語です。私の写真に、何が写り込んでいるかをじっくり「読んで」いただければ幸いです。
(豊科近代美術館写真展の案内パネルより)

写真展実績(一部)

日時 依頼主(敬称略) 内容
H16. 椋鳩十記念美術館 写真展
H15.10/29〜H16.1/25 原田泰治美術館 原田泰治と仲間3人展「生き物たちから学ぶ」
H14.4/18〜6/16 豊科近代美術館 宮崎学写真展〜野生からのメッセージ〜
H14.8/1〜10/8 多賀町立博物館・多賀の自然と文化の館 宮崎学写真展「森の365日」
H13.3/1〜6/3 いわむらかずお絵本の丘美術館 里の暮らしと生きものたち「フクロウ」
H12.6/16〜30 板橋区エコポリスセンター 環境月刊特別展「アニマル黙示録」
1991年 銀座・大阪ニコンサロン 「フクロウ」
1984年 銀座・大阪ニコンサロン 「けもの道パート2」
1981年 銀座・大阪ニコンサロン 「鷲と鷹」
1978年 銀座・新宿・大阪ニコンサロン 「けもの道」


『展覧会って、実はタイヘンなんですよ。』
 一般の人々には、サービスサイズのスナップ写真が1枚20円くらいの感覚なので、 展覧会の写真も、安いものだと思われがちす。
 しかし、大きくプリントして、裏打ち加工、額装などをすれば、かなりの金額になっ てしまいます。 カラースライドからプリント用のインターネガもつくらなければなり ませんし・・。
 「柿の木」の写真などは、130×110センチの額装1枚だけでも14万円かかっ ています。それを、28枚つくりましたから、それだけでもスゴイ金額になります。
 ですから、今回の展覧会の規模を、新しくプリントすれば、800〜1000万円も の費用が確実にかかってしまいます。
 それだけの費用は、だれも、どこも、見てくれません。
 そこで、これまでコツコツとやってきた展覧会の作品を丁寧に保存してきて、今回の ような大展覧会となった次第です。
 もちろん、これまでの展覧会には多くのスポンサーさんがついてくれましたので、費用もだいぶ持ってくれていました。
 このため、いい展覧会にするには、一枚でも長く保存し続けなければならなかったの です。しかし、途中で褪色したり、パネルが傷ついたりもしますので、損傷の状況に よっては再プリントも余儀なくされました。
 保存維持する倉庫代も、毎月経費としてかかってきています。
 こうして展覧会は開かれていくのですが、もうすでに展示に限界のきているものも少 なくありません。汚れたり、傷ついたような作品は、やはり展示するには作者として も忍びないものがあります。大量に処分をしなければならないものも、でてきていま す。
 したがいまして、あのような展覧会は今後まずできないと思っていいでしょう。
 あれだけの規模は、今回が最初で最後になるかもしれません。
 ですから、展覧会もあと20日ばかりを残すのみと、なりました。
 一人でも多くの方にご笑覧いただければうれしいですので、機会がありましたらぜひ お知り合いの皆さんに、お声をかけてみてください。

(豊科近代美術館・メールマガジンより抜粋)



Copyright (c) 2006 宮崎学写館 森の365日 All Rights Reserved.