死なない生き物は、いない。小さなウジにも、キツネやタヌキも、それに人間だって、うまれたいのちの数だけ、死はかならずある。 死ぬと、その死はだれかに食べられる。死を食べて、ほかの生き物がいのちをつなぐ。
人だって、おんなじだ。ぼくらが毎日食べている魚も、肉も、つきつめて考えれば、動物の死がいなのだから。スーパーマーケットでは、きれいにカットされ、パックされているから、気が付かないことが多い。けれど、ぼくらも、死を食べているんだ。 死は食べられることで、ほかの生きものの、いのちにかかわっているんだ。 (本文より抜粋)
死に出会う場所キタキツネが交通事故で死んでいた・・・ |
死の「時間」を撮影する死体についたダニたち・・・ |
夏に見つけたたくさんの死アマガエルのすがたは、24時間ですっかりみえなくなってしまった・・・ |
水辺で出会う死砂浜に打ち上げられた魚の死がいに、オカヤドカリが集まってきた |
冬の死ゴイサギの死がいに飛んできたヤマガラ。こおった肉や脂身をついばんでいる |
「うまそう!」な死がいたち漁港にあつまるカモメたち |
死が、いのちをつないでいるぼくらが毎日食べている魚も、肉も、動物の死がいなのだ。 |